メンタルヘルス当事者サークル シンセサイズ中部 logo

最終更新日:2018年10月28日

シンセサイズ中部代表・井上雄裕

会代表の挨拶

私は井上雄裕いのうえたけひろと申します。私自身、統合失調症という精神疾患に30余年かかっており若いころには大変な苦労をして来ました。幸いにも様々な出会いと支援をおかげもあり今は家内と二人で幸せに暮らしております。今、この障害を俯瞰していくらか想うことがあります。

この疾患に罹患した仲間の多くが大変な苦労や生きづらさを伴って生活しているという事実です。本人だけでなくご家族も多大な負担を背負っている場合がほとんどです。彼らの多くが偏見や差別の目にさらされていることも少なくないです。

こんな状況にも仲間たちはけなげに生きて行こうと懸命の努力を続けています。私は仲間の存在を気に掛けています。到底彼らを見殺しにはできまい、そう考えるから、私は仲間らの偏見や差別を取り除くことに自分の信じる道を突き進むことを深く胸に刻んでおります。

少し不器用な生き方かも知れませんが、私たちは存在しているのだ!私たちのことももう少し気に掛けて欲しい!世界の片隅でそう叫んでいる統合失調症の私なのです。

当事者サークルとは?

シンセサイズ中部は初代代表のちょろさんのいう女性が2008年に設立しました。私井上は2011年頃、前任者の転居に伴い、引き継がせて頂きました。当初、おしゃべり会という名目で主に仲間と知り合いたいという主催者の意向で設立されました。それから10年に渡りいろいろな変遷を経て今は月1回のミーティングを会議室で行うというスタイルに落ち着いております。

統合失調症やうつ病などの精神疾患にまつわる困難や問題、悩みを当事者同士で共有しお互いに気づきや明日への希望を見出しながら手を取り合って生きて行こうという趣旨です。大体15~20名くらいの参加者さんでミーティングは行われています。

この場での意見や質問は反響して、深く掘り下げられます。参加者の皆さんにはとても深い充実感を得られるはずです。現にリピーターの方がとても多く見えます。

当事者の方へ

私たちは何も知らされないままに精神疾患にかかってしまうことがほとどだと思います。何だかわからないまま、病気が進んでしまったり自覚のないことがさらに生きづらさに繋がっていくことにもなったりします。誰も好き好んでこの病気になる訳でもありません。

あなたのツラい体験は、過去に誰かの体験かも知れませんし、辛いがゆえに同じ様な体験をした者にしか分からないことも多いです。あなたの体験は一人で抱え込まないで同じ体験をした者同志で語り合いながら癒し癒されながら、お互いに成長していく場としてシンセ会は存在しております。

テキストベースのバーチャルなネットではなく現実の世界で実際に出会って、語り合うことはとても重要で貴重な体験です。